本尊さまは、一光三尊阿弥陀如来であります。まん中に阿弥陀さま、向かって右に観音さま、左に勢至さまが立ち、この三尊が一つの光背におさまっているところから一光三尊仏といわれ、善光寺如来型式、善光寺仏型式ともよばれています。
ご本尊の縁起はーむかし天竺の月蓋長者がひとり娘、如是姫の悪疫平癒を祈願してお釈迦さまにすがったところ西方浄土から阿弥陀さまが現れて、霊薬を教えてくれ、たちまち癒えたので報恩のため、その仏さまのお姿を鋳造したのがご本尊如来さまであります。
如来様は、後に朝鮮の百済に渡り、欽明天皇13年(552)に聖明王から、わが国の最初の仏像として経巻とともに奉献されたもので、日本の仏教の源といわれています。
長野駅前広場にはこの縁起に因んで、如是姫の像が善光寺に向かってたっています。

”牛に引かれて善光寺まいり”で有名な善光寺は古くから宗派の別なく、極楽浄土の門として親しまれてきました。
一山三十九カ寺の宿坊に泊まり(お籠り)、すがすがしい早朝、お朝事(あさじ)に参拝し(朝事で)、ご先祖の供養をすることにより、今日生かされている尊さを感謝することが、善光寺まいりです。お朝事に出仕されるお貫主さま、お上人さまから頭(こうべ)にお数珠を頂戴し、仏縁をよりいっそう深めて下さい。
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