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第12番 伊勢
欣浄寺
〒5160071 三重県伊勢市一之木町2-6-7
電話 0596-28-2780番
和らぐる 神の光の 影みちて 秋にかはらぬ 短か夜の月
 法然上人が浄土宗を開宗の後、伊勢神宮に参篭された時の遺跡である。ある日念仏する上人の前に、大きな日輪があらわれ、その中央に金色さん然たる6字の名号が光を放っているので、これこそ念仏のおしえが神慮にかなっているということで、自らその様子を写し、それを外宮に奉納されたのである。これを日の丸名号という。その後この日の丸名号は宝庫に保管されていたが、その宝庫が兵火で焼けたとき、この名号のみが焼け残り篠の葉にかかって光を放ったといわれている。それでこの名号を篠葉の名号とも称している。また法然上人四国流罪のとき、自ら木像をつくって伊勢におくったところ、それが大阪の地に留まっていた。のち天正19年(1591)ある僧が夢告を受けて伊勢第12番欣浄寺におくったといういわれのある満月の御影が安置されている。