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ハワイ初の日本仏教寺院このハマクア浄土院はハワイ全島を通してで最初の日本仏教寺院である。 浄土宗のハワイ開教は明治26年(1893年)、浄土宗僧侶の有志がハワイ開教を計画 して「布哇(ハワイ)宣教会」を組織し、27年3月に松尾諦定師を視察に送り、5月 に岡部學應師が特派布教師としてハワイへ渡ったことに始まる。 阿弥陀仏像を供奉してホノルルに上陸した岡部師は、出身地の山口県大島郡から の移民が多い、ハワイ島ハマクアに移り、人家を借りて「大日本伝来阿弥陀如来奉 安所」の札を掲げ、2年後(1896年)に「ハマクア仏教会堂」を建立した。 小高い丘の上から太平洋を見下ろす同院の阿弥陀如来は岡部師が日本から供奉し、 ハワイ各地を背負って巡錫したといわれるもの。そしてそれを祀る宮殿(くうでん= 厨子)は、ハワイ特産のコアの木で、移民として渡ってきた宮大工の手によるもので ある。 芝生がしきつめられた広い境内には、昭和59年に開教90周年を記念して浄土宗 芸術家協会常任理事の山田良定師が制作した岡部師の胸像が建てられており、また、 シャワートゥリーといわれるポインシアナという枝ぶりの広い樹も美しい。 現本堂は、1916年建立。 (平成6年4月浄土宗新聞より記載)
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